2005年にフロリダより輸入してきた『AZIMUT 55 Evolution』(JG船) 又は2014に年輸入してきた『Albemarle 410』(JCI船)を例にご説明致します。
まずは気に入ったボートを探します。
現地スタッフにより写真・コンディションチェックし、前オーナーの使い方、事故歴を調べます。
デポジット(船体価格の10%)をお支払い頂き、サーベイの申込みをします。
現地に行き実艇(船体・船内・エンジン)のチェック・シートライアルなどを行い査定します。
査定・調査後に価格や仕様にご納得頂きましたらご契約をして頂きます。
現地からフロリダへボートを運び、抹消登録・輸出手続き・船体ラッピング・荷役(積込み) などの作業を経て『BOAT専用船』にてシッピング。
待ちに待った横浜港へ到着です。
荷役、本船~水落し、曳航
日本未登録で通関も切れていませんから当然エンジンもかけられません。
横浜港から横浜の弊社係留地まで臨時航行を取得します。
(当時は一度保税地区に上架し、通関を通してから再度クレーンを用意して下架しました。 上下架クレーンの費用、保税地区の保管料がとても高額に掛かりました。)
弊社係留地では税関職員が待ち受けています。
弊社では30隻以上輸出入していますから“通関検査”はお手の物。
通関が切れるまで立ち入り禁止なので2・3日は警備員による24時間警備をします。
JG検査はJCI船とは違い検査項目も増えてきます。 絶縁抵抗試験、配置図・中央断面図作成、オゾン層破壊物質調査、NOX検査、測度申請、船体縦曲げ検査など。
点検・スタートアップ等を済ませ横浜にてお引渡しとなります。