SURVEY
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弊社がいつもサーベイを頼んでいる
FLORIDA NAUTICAL SURVEYORSのMr.マルコムやケリーは
正しい目で私に伝えてくれる、とても信頼のおけるサーベイヤーです
他社にも頼んだことがあるが、事務的で私の質問にも正しく答えてくれないのが殆どです
今回もまだ日本に輸入されていないカスタムBOAT
外装はカスタムボートらしく、オリジナリティーにあふれている
おー!と思わせる造作がカスタムの風味を出している反面、ラフな面も見られる
これは船体価格とのバランスだと思う
細部まで造り込んでいるカスタムは、何十年経っても造り込んでいる所は変わらない
造り込みの粗い船は、何十年経って各所に出てくる
これは程度ではなく、そのように造り込んでいるか、いないかの差だと思う
このことを考えながらサーベイヤーに質問しないときちんとした返事が返ってこない
今、円が強く、多くの日本の業者が簡単に輸入出来ると思っているが、大変な間違いです
現地での見極めをきちんとし、修理・整備をし、日本へ輸入してこないと
大変な目にあうことは分かり切ったことです
私の場合、40ftクラスの船に約30日間位の時間を掛けます
日本でのオーナーの希望の船のチョイスを何艇か行い
HMYにそのインフォメーションを聞き、多くの写真をもらい再度オーナーと打ち合わせ
ほぼいけると思えばデポジットの価格交渉
(ここにもHMYの下調べにより価格は大きく変わる)
現地にて再度リストアップしておいた気になる所をチェック
大きな問題が無ければ、翌日にサーベイ・シートライヤルを行う為の上架、キャプテンの手配
当日はサーベイヤーは日の出AM7:30〜スタート(もちろん同行)
各ブローカー、キャプテンが来る前にサーベイを行う
この時間が一番大切!
AM11:00 ドックアップ(上架)上架する所までキャプテンがエンジンを始動し
ドライブし上架、ボトムの厳しいサーベイが始まる
ハンマーチェック(オズモシス)電蝕等々
ドックアップは約1時間〜2時間位の間で行う
下架し、キャプテンによるシートライヤル
マイトル回転、スピード・ロードをサーベイヤーの言う回転数で上げて行く
MAX回転約5分はやります
その時もエンジンルーム、ラダールームにて各チェックを行う
MAXも行きと帰りの両方行う
これで一度バースに戻し、やっとランチタイム PM3〜4:00が多い
ランチ後、再度気になる箇所をチェック、作動確認
エアコンの吹き出し温度をテスターにてチェックしたり
水漏れ、バルクヘッドの割れなど細部にわたり見ます
サーベイヤーとブローカー、HMYのJackと私で、
気になる箇所、壊れている箇所の確認をし合います。
と・・・日の出から日の入りまでのサーベイです
これが50〜60ft、70〜80ftとなると2日間にわたります
続く・・・